地域農業

13年放置の荒廃地を水田に復元して6年目 農福連携で育てた天日干し「あんしん米」の新米が販売開始

13年放置の荒廃地を水田に復元して6年目 農福連携で育てた天日干し「あんしん米」の新米が販売開始

特定非営利活動法人支援センターあんしんが、令和8年産の天日干し「あんしん米・魚沼産コシヒカリ」の販売を始めました。収穫は、施設の利用者や職員、ボランティアが一緒に行いました。13年間放置されていた荒廃地を水田によみがえらせた米作りは、今年で6年目になります。

重機で土を掘り起こし、無数に張り巡らされた萱の根を切断
重機で土を掘り起こし、無数に張り巡らされた萱の根を切断

荒地を水田に戻すところから始まった米作り

この取り組みは、同法人が農福連携の実現を目指す活動を強化するなかで始まりました。地主からの依頼を受けて、荒地の草刈りや木の伐採から着手しています。

その後、利用者と職員が共同で雑草を取り除き、水田の形を整えました。稲作は初めての挑戦で、条件の厳しい水田での栽培は経験者の指導を受けながら、無農薬の天日干し米を掲げて進められました。

こうした積み重ねが評価され、令和4年には新潟県知事賞を受賞しています。

切断した後の根を協力して田んぼから運び出しました。
切断した後の根を協力して田んぼから運び出しました。

雑草と雨に向き合った今年の栽培と収穫

最小限の初期農薬と「田んぼウォーク」

昨年の収穫期は多くの雑草に悩まされました。そこで今年は、最小限の初期農薬を使いながら田んぼウォークを行い、理想とする米作りを続けてきました。

新田も加わった稲刈り

今年は新田の水田も加わりました。多くのボランティアが参加した稲刈りは雨の影響で難航したものの、最終的においしい新米を収穫できたといいます。収穫した米は昔ながらの「はざ掛け」で天日干ししており、同法人は自信を持っておすすめできる逸品としています。

令和4年には、優良農業経営体等表彰農福連携の部で新潟県知事賞をいただきました。
令和4年には、優良農業経営体等表彰農福連携の部で新潟県知事賞をいただきました。

価格と注文方法

「あんしん米」は、利用者の工賃向上を目指して育てられた米です。販売内容は次のとおりです。

  • 新米5キロ:税込7,500円
  • 新米30キロ:37,500円
  • 送料は別途

注文は、専用フォームまたは「ワークセンターあんしん」(電話:025-755-5621)で受け付けています。

出典:特定非営利活動法人支援センターあんしん

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